思い込みに気づき、抜け出す方法とは?
思い込みに気づき、抜け出す方法とは?
こんにちは、ブレーキ解除セラピストの中村です。
人間関係、仕事、恋愛などさまざまな場面で
思い込みをしてしまうことってありますよね?
「思い込み」
他にはこんな表現もされます。
- 思い過ごし
- 考え過ぎ
- 取り越し苦労
- 心配し過ぎ
- 思い違い
- 深読みし過ぎ
心配性な人や悲観的な人に特に多いですよね。
例えば、上司に
「○○の件、早くしてくれよ!」
と言われたとします。
ごくごく自然な解釈であれば
「そうか、○○急がなくちゃな!」
とその仕事に取り掛かります。
でも場合によっては、こんな風に受け取る場合もあります。
「オレのことノロマだと思ってるんだ!」
「アイツはホントに嫌味な奴だな!」
「上司は自分のこと信じてないんだな!」
これまでの上司の言動やさまざまな背景が
あっての判断だと思いますが、
「○○の件、早くしてくれよ!」と言われた
目の前の事実が大きく歪められています。
上司はただ単に、早くして欲しいから確認しただけ
なのかもしれないのです。
ですから、
「ノロマと思っている」
「嫌味な奴」
「自分を信じてない」
と言うのは事実ではなく、
解釈という思い込みに過ぎません。
ではこう言った思い込みから抜け出すには
どうすれば良いのでしょうか?
まずは、目の前の現象に対して
自分にこう質問してみます。
「この考えは事実か?それとも解釈か?」
そうすると、質問をした瞬間に
自分勝手な思い込みに気がつくこともあります。
あとはこんな質問も有効です。
「どうして○○が○○を意味するの?」
「何がそう思わせたの?」or「どうしてそう感じたの?」
「なぜそれが○○の原因になるの?」
「一体どうしてそれがわかるの?」
こんな質問を自分に投げかけて
歪められた事実を元に戻すのです。
例えば先ほどの、
「オレのことノロマだと思ってるんだ!」
という考えに対してはこんな質問ができます。
・どうして「早くしてくれよ!」という言葉が、
自分がノロマだということを意味するの?
・上司の言葉の何がノロマだと思わせたの?
・なぜ上司の発言がノロマの原因になるの?
・一体どうして上司がノロマだと思っているとわかるの?
こうやって質問をして行くと、
目の前の事実に過去の出来事や特定の価値観を
貼り付けていることに気がつきます。
もし、何かネガティブな感情が起きたら
自分にこう質問してみましょう。
「それって事実?それとも自分の思い込み?」