自分にOKを出し、自信を持つ「ココロの講座」 恐怖症、トラウマを解消させる心理カウンセリング

自分の居場所

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■自分にOKを出す旅(第6話)
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テーマ「自分にOK!を出す旅」は物語調で続いています。
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自分にOKを出す旅


小学4年生の転校を気に、ケンカ三昧のガキ大将を
卒業したタケ。

その後は環境にも次第に慣れて行きました。

しかしやはり

「前の学校の方が良かった…」
「戻れることなら戻りたい…」

という思いも強くあったのです。

そして良くこんなことを1人でやっていました。

学校帰りに自分で願掛けをします。

「よし、この石ころがあの木に当たったら戻れるかもしれない!」
「この石ころを蹴って、あの穴に入ったら戻れるかもしれな!」

お風呂に入れば、
「1分間潜れたら戻れるかもしれな!」

ごみを捨てるときにも、
「これが一発でゴミ箱に入ったら戻れるかもれない!」

そんな風に、何かにつけて元の学校に戻れる
という希望につなげようとしていたのです。

そんなある日、ある願いが叶ったのです。

それは元いた小学校に遊びに行けることになったのです。
家族で9月の学芸会を見学しに行こうということになったのです。

今考えると、なかなか環境に慣れずに落ち込んでいる
息子を少しでも喜ばせようと両親が考えたのでしょう。

私はルンルン気分で元いた学校に向かったのです。

引っ越後半年ぶりの帰郷。
とても興奮しました。

たった半年の期間でしたが、4年生のタケにとっては
数年振りの感覚です。

半年前までは毎日目にしていた何気ない風景も
何か懐かしく特別な場所に思えたのです。

久しぶりに目にする通学路。
久しぶりに目にする校舎。

そして久しぶりに会う友人。

とても楽しかったです。

''しかし、それと同時に何とも表現しにくい違和感も
感じたのです。''

憧れの元いた場所。

でも今の自分はあくまでも「外野」なのです。

ふとしたタイミングで仲の良かったクラスメート同士が
楽しそうにふざけ合っています。

3年生から4年生はクラス替えはありませんでしたので
元いたクラスに自分だけがいない状態です。

でもみんな何事もなかったかのように楽しく過ごしてる…

「そうか…もうココには自分の居場所はないんだ…」

幼いながらもそれを強く認識したのです。

そして、この出来事をきっかけに「戻りたい…」という
タケの思いは小さくなり、やがて消滅して行ったのです。


(続く)


■自分にOKを出す旅
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