自分にOKを出し、自信を持つ「ココロの講座」 恐怖症、トラウマを解消させる心理カウンセリング

登校拒否、学校恐怖症の原因と克服、治療方法

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登校拒否、学校恐怖症の原因と克服、治療方法

学校恐怖症

「学校に行きたくない…」「学校が行くのが怖い…」と学校に抵抗感や恐怖心を抱いてしまうお子さんがいらっしゃいます。

これはもちろんお子さん本人にとっても辛いことですが、学校生活を楽しめない我が子の姿を目にする親御さんにとっても、とても辛いですよね。

学校恐怖症のお子さんの状況としては、

例えば、

  • 学校には行けるのに、教室に入れない…
  • 朝、家を出ても途中で引き返してしまう…
  • 親御さんが付き添わないと登校できない…
  • 登校時になると腹痛や体の異変を訴える…
  • 完全に登校拒否してしまう…

といったことが起きます。

その他にも、通学途中の通学路や乗り物への苦手意識が強まり、登校できない場合などもあります。

ではどうして学校への恐怖心が強まり「学校に行きたくない!」いう反応が出てしまうのでしょうか?

それには、様々な要因があります。

ただ、学校恐怖症を引き起こすには、いくつかの「原因」があるのも事実です。

登校拒否、学校恐怖症の原因とは?

では何が学校恐怖症の原因になるのでしょうか?

多くの場合、それは過去の体験にあります。


一番多いケースが人間関係の悩みが元になるケースです。

例えば、

  • イジメ、嫌がらせ
  • 心ない一言(能力、容姿、家庭環境などについて)
  • 仲間ハズレ
  • 無視

などの友達とのいざこざが元になる他、先生との関係性が原因になることもあります。

  • 先生からの叱責
  • えこひいき
  • 心ない一言

など、特にみんなの前で上記の対応をされてしまい、それがトラウマとなってしまうこともあるのです。

人間関係の他にも、

  • 勉強について行けない
  • 運動が苦手
  • 発言や発表が苦手

など苦手や劣等感が起因することもあります。

また、

  • 発表で失敗した
  • そそうをした
  • 吐いた
  • おかしな発言をした

など、みんなの前で恥をかいた経験も学校恐怖症や登校拒否の原因になることもあります。

このようなショック体験の後に友達からからかわれたりすると、余計にショックが大きくなることもあります。

そしてこれらの体験が恐怖症に結びついたり、過敏性腸症候群などの体調不良につながったりして身体的にも登校を拒否してしまうことも少なくありません。

では子どもが学校恐怖症になった際にはどのように対処すれば良いのでしょうか?

学校恐怖症への5つのアプローチと解消方法

1.無理に行かせない

「学校に行きたくない!」と子どもが言うと、親は「ナニ甘えたこと言ってるの!いいからさっさと行きなさい!!」と厳しい態度に出るケースが多くあります。

ただ、行きたくないということは、やはり何らかの原因があるということです。まして昨日まで普通に学校に行っていたのに急に「行きたくない!」と言い出すということは、何か変化があったという証拠なのです。

その背景をしっかりと捉えずに闇雲に学校に行かせることで、余計に苦手意識や抵抗感を強めてしまうこともあります。

親御さんとしては「一度学校に行かなくなったらそれが癖になるのでは!?」「甘やかせてはいけないのでは!?」と思うかもしれませんが、休ませる勇気と子どもとじっくり向き合い話し合う機会を持つことがとても大切です。

2.原因をしっかりと突き止める

登校拒否には必ず原因があります。そしてその原因をしっかりと突き止めることが大切です。

それが人間関係なのか?失敗体験からなのか?イジメや嫌がらせはなかったのか?誰かの一言に傷ついていないか?ということを探り出すことが大切です。

しかし、本人は話してくれないこともあります。その際にはまずは「自分は子どもの味方である」ということをしっかり伝えわかってもらう必要があります。

お子さんが心の中の「こんなこと言ったら怒られるのではないか?」「誤解されるのではないか?」という自己開示に関する抵抗をまずは減らしてあげましょう。

またどうしても原因を話してくれない際にも、「ちゃんと話してくれないと何もわからないでしょ!」と責めずに、話したくない何らかの理由があるのだろうなと認識してください。

その際には時間をかけて安心感を与えつつ自己開示してもらうこことや先生を通して聞き出すことも大切です。家や家族のことを言われたために、親に気を使って言えないという場合もあります。

3.思い、感情を共有する

人間関係が原因の場合には、お互いに誤解が生じていることもあります。またイジメなどではイジメた側は特に悪気がない場合もあります。

そんな時にこそ、自分が何をされてどう感じたのか?その思いをしっかりと相手に伝えることが大切です。

またその時の相手の思いもしっかりと説明してもらい理解することも大切です。

お互いの立場や感情を理解することが、問題解消へつながる場合もあります。

4.サポートを受け徐々に慣らす

まずは学校に行くだけ、保健室に行くだけ、次に授業を半日だけ受けるなど、徐々に慣らして行くことも大切です。

そしてその際に大切なのがしっかりとしたサポートです。ご家族のサポートもちろんですが、担任や副担任の先生、保健の先生など、今の状況をしっかりと理解してもらえてメンタル面をしっかりとサポートしてもらえる学校関係者の存在が大切です。

また親御さんが「この子がどんな状況だろうと愛し続け、サポートし続ける!生きていてくれるだけで幸せだ!」お子さんの状況をありのままに受け入れられるようになり、覚悟が決まった途端に状況が改善して行ったというケースも多々あります。

5.トラウマを解消する

色々と手を尽くしても、やはり何らかのきっかけの出来事がトラウマとなって学校への恐怖心が消えない場合には、トラウマを解消させることで一気に問題解消へつなげられる場合があります。

これまで説明したように、学校恐怖症になるには何らかの過去の嫌な体験があります。
その体験がトラウマとなって学校に対する恐怖心が起きているのです。

ですから、そのトラウマを解消することが、学校への恐怖を解消させる近道になります。

世の中にはトラウマを解消する方法はいくつかあります。その中でも短期間で大きな成果を出してるのが、トラウマとなる過去の記憶を再編集するという心理手法です。

過去のトラウマとなる出来事を目の前にイメージしてそれを巻き戻ししたり、切り取ったりしてイメージ転換するのです。

過去の記憶の再編集については以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

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