矢沢の永ちゃんの生き様に学ぶ!
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矢沢の永ちゃんの生き様に学ぶ!
還暦を過ぎてもバリバリ活動している矢沢永吉さん。
男から見ても「超カッコいい!!」と思いますよね。
実は永ちゃんは2冊の本を出しています。
1980年発売の「成り上がり」は、マイナスから這い上がって来た28歳のイケイケどんどんの永ちゃん。
それから24年後の2004年発売の「アー・ユー・ハッピー?」は,
人生の酸いも甘いも経験した後の50代の永ちゃん。
どちらもコピーライターの糸井重里さんがインタビューして永ちゃんの深い部分を引き出したもの。
そして、どちらも「矢沢永吉…スゲーー!」と一気にファンになってしまいます。
ファンなんて軽く言うと本物の「永ちゃんファン」からお叱りを受けそうですが(笑)音楽ファンというか、本を読んで生き様のファンになったという感じですね。
ちなみに、ベストCD1枚だけ持っています。
いずれは本物の永ちゃんパワーを肌で感じたいなぁとも思っています。
さて、そんな矢沢永吉さんの「アー・ユー・ハッピー?」から刺激を受けた内容をご紹介したいと思います。
オレは逃げるわけにはいかない。
開き直って、オレは矢沢永吉を張って、とことん突き進んでやる。
いろんなヤツがそれを見るだろう。
会社でリストラに遭っているヤツ、子どもが不登校になっちゃって悩んでいるヤツ、女房との仲がうまくいかないヤツ、でかい借金抱えちゃっているヤツ。
ましてやオレと同世代の四十代、五十代になってくると、みんな社会的に責任があり、家に帰ればお父さんだ。
男は孤独だ。男は大変だ。色々引きずっていて。そんないろいろ引きずった男たちが矢沢を見る。
「あの人、倒れないな。倒れるどころか、パワーを上げまくっているじゃないか」そう思いながらオレを見る。
「ぼくはじゃあ何をしているんだ?一般人だからって、何もしなくてもいいのか。一般人には一般人なりの、ツッパリがなきゃいけないんじゃないか?」
矢沢を見てて、そんなふうに思ってくれる。
「ぼくはなにちっちゃなことでぐずぐずしているんだろう。永ちゃんを見てみろ。オーストラリアで腹心に裏切られて、三十億円も失って、借金抱えても、それでもはね除けてやっているじゃないか。ぼくもがんばらなきゃいけないな」
そう考えるヤツがいるかもしれない。
う~ん、カッコいい!
矢沢の永ちゃん「本当のツッパリとは?」
改めていま、おじさんのツッパリを見せなきゃいけない時期に来ているんだと思う。
あえて「ツッパリ」っていう言葉をもう一回使いたい。
おじさんのツッパリだ。
おじさんのツッパリというのはマジだ。命かけてる。おべんちゃらじゃ済まない。ダメだからと言って、知らん顔して逃げるわけにはいかない。
子どももいれば、女房もいて、会社もある。それでもしまいに頭に来て、お膳ひっくり返したいこともあって、だからツッパリだ。
これはもう熟練されたツッパリで、うわっつらだけのツッパリじゃない。
いまオレが体で示していること、矢沢がやっていることは熟練のツッパリです。オレはマジにやっている。
(中略)
「ツッパリっていうのは、何か圧力がかかったとき、倒されないようにしようっていう力がツッパリじゃないか」と糸井重里は言った。アイツはいいこと言う。
突っ張るってことは倒れないようにしようとすることだから、前に出るしかない。
今の日本の元気の無い中年の人たちこそ、ツッパらなきゃいけない。いまツッパらなきゃいけない。
これだけキツいんだ、世の中が。後ろに下がったら、そのまま倒れる。オレは逃げるわけにはいかない。閉じるわけにもいかない。
そうすると、男ってけっこう切ないよ。切ないのはサラリーマンだけじゃない。
オレだって、あんただって、こいつだって、マジに張っているヤツは、みんな切ない。切ないからって逃げるわけにはいかない。
以上、矢沢永吉さん「アー・ユー・ハッピー?」からでした。
この本を読むと、自分自身に対してこんな質問が浮かんできます。
「オマエ、本気で人生、生きてるか?」
「自分のできることを120%やり切ってるか?」
「逃げたり、甘えたりしてないか?」
「自分の人生に言い訳ばかり言ってないか?」
そして、こんな想いが湧いてきます。
「まだまだやれることがある!」
「やってみないとわからないじゃないか!」
「もっと挑戦してみよう!」
そんな、自分の中にある「ツッパリ」がうごめき出すのです。
- 人生に消極的になっている方
- 勇気や自信が持てない方
- 自分に限界を感じている方
きっとこの本があなたの背中を押してくれることでしょう!
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