体操男子金メダル!「4つの逆転力」とは?
体操男子金メダル!「4つの逆転力」とは?
リオデジャネイロオリンピック、盛り上がっていますね。
そして今朝、日本男子体操チームが団体で金メダルを獲得しました!
「おめでとうざいます!」
素晴らしいですね!!
ただ予選では誰もが「日本チームは大丈夫か!?」と心配するような状態だったのです。
最初の種目のあん馬では田中選手が落下、次の跳馬では山室選手が尻もち、平行棒でも田中、山室両選手がミス…
そして嫌なムードで迎えたのが鉄棒。
鉄棒を得意とする3番手の内村選手がまさかの落下…
前回のロンドンオリンピックの決勝であん馬の着地に失敗した記憶がよみがえります。
ひねり王子こと白井選手もラインオーバーで思ったほど得点が伸びず…
「やっぱりオリンピックには魔物がいるのか?日本、大丈夫か!?」そう感じた方もたくさんいたのではないでしょうか。
結局、予選は4位通過でした。
ではこんな良くない状態から、日本チームはどうやって気持ちを切り替えて、決勝に臨んだのでしょうか?
逆転力4つのポイント
体操男子チームが逆転劇を決めた理由。それには幾つかの要素があると思います。
まず絶対的に言えることが、実力です。
普段の実力を発揮できれば、必ず金メダルを取れる選手が集結していますので、これは絶対的な要素ですよね。
ただやはり「オリンピックには魔物がいる」と言われているように、緊張やプレッシャー、慣れない環境などによって本来の実力が発揮できない場合が多いのです。
では、そんなプレッシャーや予選の失敗からどう気持ちを切り替え決勝を向かえたのでしょうか?
私は、4つのポイントがあると思います。
- 状況の捉え方
- 目標の再確認
- 自分を信じる
- 今に集中する
1.状況の捉え方
内村選手は予選の失敗後にこんなことを話していました。
「あのミスがあって、(最後の)床は気を引き締めてやれた。前向きにとらえると、あれで五輪でやっているんだと気づかされた」
まさかの落下によって「これが五輪なんだ!」と再認識できたというのです。
どんな出来事にもプラスの側面とマイナスな側面があります。
水泳400m個人メドレーで金メダルを獲得した萩野選手。昨年8月に腕を骨折して世界選手権を欠場しています。
しかし、今回金メダルを獲得したときにも「怪我によってさらに強くなれた」と語っています。
体操男子チームもそれぞれがその状況を単なるマイナスな要素としてだけではなく、次への修正点の発見やモチベーションにつなげたのではないでしょうか。
2.目標の再確認
田中選手は試合直後のインタビューで「予選から気持ちをどう切りかえましたか?」という質問に対して、
「もう1回ここに自分が何をしにきたのかなということを振り返りました。」と語っています。
困難な状況に陥ると、目先のことに囚われて本来の目的やゴールに意識が向けられなくなってしまうこともあります。
そんな時にこそ、今一度目標を再確認し、再設定することも大切なのです。
3.自分を信じる
これまでの努力というのは、肉体的そして精神的に自分を大きく成長させてくれます。そして最後の最後「ここぞ!」という場面でも自分を後押ししてくれるのです。
「いつも通りのやれば大丈夫!」
「あれだけ努力してきたんだからイケるさ!」
自信とは自分を信じることです。そんな自分を信じる力が大きなパワーを生み出したのではないでしょうか。
4.今に集中
そしてて最後にはこれです。
「今自分ができることに集中して120%実践する!」
これはスポーツだけではなく、勉強でも、仕事でもビジネスでも、人付き合いでも、人生をより良くするために共通することですし、究極の方法だと思います。
そして今に集中できる自分を支えているのが、これまでご紹介した3つのポイントでもあると思います。
私たちはついつい過去や未来にばかり意識が向いてしまいがちです。
過去の失敗を悔やみ今に集中できない…
未来に不安を感じて今に集中できない…
しかし、私たちが生きているのは、今この瞬間です。
過去は取り戻せませんし、未来もまだやって来ていません。
だとしたら、一番大切にすべき「今」にしっかりと立ち、なすべきことを丁寧にこなす!ということが何よりも重要なのです。
以上、体操選手の活躍を見ながら感じたことを綴りました。
ぜひ今後の日本人選手の活躍にも期待したいですね!
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